久留米オステオパシー施術院 院長の近藤です。

当施術でも不妊症でお悩みの患者さんから電話で問い合わせを頂くことが
ありますが、すべてオステオパシーで「妊娠」できるというわけではありません。

これは子供を授かるうえで、女性も男性も病院(検査)で異常がないのに妊娠が
できない場合は、オステオパシーで改善できる可能性が高いという事です。

  • 男性であれば、無精子症・精子の数が少ない(元気がない)
  • 女性であれば、無排卵月経・子宮後屈・着床/卵管/子宮の問題

このような問題が不妊に関わる問題です。

そして、不妊と言えば=女性の問題だ!という男性がまだまだ多く、このことが
原因で夫婦仲が悪くなり離婚に発展してしまうケースも少なくありません。

ですが、今では男性側の問題で不妊になるケースも多くなっています。
芸能人のダイアモンド☆ユカイさんも「無精子症」の診断を受けています。

精子の状態が知りたい場合は、スマホで簡易的に調べることもできますので、
ぜひ、やってみて下さい。「精子観察キット」

不妊症の定義から言えば、健康な男女が避妊をせず性交しているにも関わらず
一年間、妊娠できない状態を言います。
ですので、大事なのは不妊であると感じれば
女性ではなく男性も病院へ行き検査をすることが最初にすべき行動になります。

では、不妊についてオステオパシー的に考えるとどのような見解に
なるでしょうか?詳しく解説していきます。

不妊症の原因は骨盤のゆがみ??

テレビや整体業界では骨盤のゆがみが原因で不妊症になる可能性が
高いのではないかという事をよく耳にします。

確かに骨盤が歪めばその中に入っている子宮(卵管など)は多少なりとも
捻じれますが、それが直接、不妊症と関係があるというと定かではありません。

院長院長

骨盤のゆがみは、背骨の調整と腰の筋肉を柔らかくしない限り骨盤の調整をしても意味がないです。背骨(調整)と腰の筋肉が柔らかければ自然と骨盤は正しい位置に戻ります。

では、背骨のゆがみと腰が過度に緊張するとどれだけ体に悪影響を
及ぼすのか?画像も交えて詳しく解説します。

まず分かっていただきたいのが、筋肉が緊張して硬くなると、縮む働きがおき
血管を潰してしまうことです。それによりどのようなことが起きるかというと・・・。

動脈が圧迫されると、痺れやつっぱり感、痛み、冷えなどがおき静脈が圧迫されると、
むくみやだるさ、震え、痛みが起きてしまいます。


腰の筋肉が緊張して硬くなってくると、ろっ骨を下に下げる力が働き、
肋間筋(肋骨と肋骨の間の筋肉)を固めてしまいます。

その後、肩の筋肉が次第に硬くなり血管を潰してしまい、痛みが発生します。

さらに痛みが出ているにも関わらず、放置していると頭痛・吐き気・めまいなどの
症状へ発展していく可能性が出てきます。

腰の緊張は上半身だけではなく、骨盤(子宮など)にも影響を与えることにもなります。

腰の筋肉は当然、骨盤に付着しているので筋肉が硬くなれば、縮む働きがおき、血管を潰して
しまい今回、不妊症の問題である子宮内膜への血行不良がおき着床障害が起きてしまいます。

さらに血行不良だけではなく、骨盤を上へ引き上げてしまいます。
自覚症状としては緊張している側の足が短かく、骨盤が上にあがっている感じ(違和感)
がするなどの症状が起きてしまいます。

この状態で、骨盤をいくら矯正してもその時はいいですが、時間の経過とともに
次第に元の悪い状態へ戻ってしまいます。


では、このようにならないためにはどうしたら良いのでしょうか?

簡単ですね!!背骨を正しい位置に戻してあげて、腰の筋肉を極限まで
柔らかくしてあげることですね。

そうすることで、骨盤を調整することなく元に戻すことができるのです。

「骨盤の調整」という名前だけが独り歩きし、メディアなどで取り上げられることで
問い合わせ等が増えますが、骨盤調整だけでは意味がないという事が
お分かりいただけたのではないでしょうか?

当施術院では、背骨と腰の重要性を患者様へお伝えしております。

*久留米オステオパシー施術院ではどのようなことをするのでしょうか?

オステオパシー的に考えるとこうなります。病的なのもを除いて
ほとんどの場合は、子宮内の血行不良による問題で妊娠できないと考えます。

これは、当施術院に来られた方の体験談をもとにお話しします。

福岡在住 A子さん福岡在住 A子さん

結婚して5年経つが妊娠できず、病院に行くが受精⇒着床の段階で流れてしまうとの事。オステオパシーで改善できるのではと知人の紹介で来ました。

A子さんの場合に限らず、男女に異常がなく妊娠できない場合の多くは、
子宮内膜(硬くなる)の血行不良による着床障害の可能性が大きいです。

動画にて排卵から受精・着床について解説してありますが、
動画の最後に着床の部分が映像で流れますが、そこで障害が起きている場合が多いです。


A子さんの体の状態をチェックすると以下のような状態が見つかりました。

  • 腰の異常な緊張(硬い)
  • ふくらはぎと肩の緊張

そして、A子さんの症状は「腰痛とそれに伴う生理痛」

私のところに来る患者様のほとんどは、背骨の歪みと
腰の筋肉の緊張が見られます、A子さんもその一人でした。

施術に関しては、DRTを行い体全体の歪みを取り最後に腰の筋肉を
柔らかくして、骨盤内の血液循環を改善していきます。




これにより子宮内膜への血流量が増えることにより、着床障害を改善する事ができます。

施術を始めて3ヶ月後、A子さんから妊娠したとの報告を頂きました。

体を正しく機能するよう調整することで、さまざまな症状の改善が見られるのも、
オステオパシーの特徴ともいえます。

まとめ

背骨の歪み・腰の緊張が強いだけの理由で、女性では仕事ができないほど生理痛がひどい、
受精はするが着床しないなどの不妊症の原因にもなります。

西洋医学では原因不明などの理由で○○○症候群という名前を付けられる患者様も
少なくありません。患者様の中には原因不明と言われるよりも病名を付けられる
だけで安心する方もおられるのも事実です。

私から言えば、病名が付いただけでは病気は治らないので、しっかりとした
原因を見つけ出し、施術してあげることが病名を付けてあげるより重要では
ないかと感じます。

このようにオステオパシーは、結果として症状が出ている以上、原因はどこかに
必ず存在しています。そのほとんどが「筋肉の緊張と背骨のズレ」にあると言えます。


身体に不調があり、病院でも原因がわからないなどの症状でお困りの方、
一度、オステオパシーでチェックしてみれば異常が見つかり施術が必要な
事もありますので、お気軽にお問い合わせください。


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院長院長

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